七宝レースの足型カレンブロッソ【青】

鼻緒素材 ：表ーエンブロイダリーレース「七宝」黒　裏ー綿芯（白）

本天素材 ：合成皮革

先つぼ素材 ：合成皮革

天の素材 ：PVC

台の素材 ：EVA（エチレン酢酸ビニルコポリマー）

台の形状 ：足型

台の色 ：ココア

台の高さ ：高（4.5cm）

底の素材 ：ビブラムソール

草履業界の革命児・大阪の老舗草履メーカー「菱屋」さん

草履はもともとの作りとしては
台に鼻緒をすげる（鼻緒を取り付けること）
というものが一般的です。

時代劇などでは行商人の鼻緒が切れて
旅行く女性がそれを直して恋に…なんてシーンもあるように
すげ替えができるような作りになっていました。

ただ現代において
鼻緒が切れるほど草履は履かなくなってきています。

加えて
それをすげ替えることができた下駄屋さんの存在も
例えば福井においては皆無です。

つまり
「鼻緒をすげ替える必要がない」
というのがホントのところです。

そこで登場したのが
大阪の老舗草履メーカー「菱屋」さんのブランド「カレンブロッソ」です。
鼻緒をすげ替えない前提で作られたこの草履はEVAという素材を使っているため
とっても軽いのです。

カレンブロッソの特徴

そんなカレンブロッソの特徴は 

1. 軽くてクッション性があり歩いても疲れにくい！
2. 足型が足にフィットして抜群の歩きやすさ！
3. 雨の日の濡れた路面を歩いても滑りにくくて丈夫！

まさに着物業界のスニーカー的存在！

もたはんのある福井では
特に雨の時が有難く
前に履いていた牛皮の草履はすぐ雨でダメになりました(涙)

そんな時に出会ったカレンブロッソは
5年以上履いてますが
まだ鼻緒は切れていません。
（ただ、それしか履かないくらい履いたのでよく見ると汚いです）

レース着物もたはん×カレンブロッソ初のコラボレーションモデル！

「レース生地の花緒でカレンブロッソが作りたい」

思考錯誤の上

出来上がったのが今回のコラボモデルです！

菱屋さんの担当の方からも

「レース生地は、裏張りの色目を変えるだけで雰囲気が変わって面白い！」

と言って頂けました。

形は「足型」台の高さは「高」

今回のモデルは足型です。

草履を履く人の悩みの一つでもある

「足の指が少しはみ出る」問題にも対応して

先が広がっています。

また高さも

足の土踏まずにフィットするような設計になっている

高さ４.５cmの高い台を選んでいます。

花緒のすげ加減は「少しゆるめ」

カレンブロッソさんの花緒は基本的に

すげ替えができません。

なので、最初にどれくらいですげてもらうかも重要です。

カレンブロッソを取扱って5年以上になりますが

今までのお客様の傾向をみると

「少しゆるめ」が一番人気です。

少しゆるめにしておけば

履き始めの鼻緒の硬さも和らぎます。

履いているうちに

花緒も多少足に馴染んでくるので

もたはんでは「少しゆるめ」ですげています。