「もたはんさん、売る気あるのかな〜」問題。

先日のトントンさんYouTube見ましたか?

ベスロンの回です。

https://youtu.be/2z0UW8g8Wss?t=1638

 

27分過ぎに

「もたはんさん、売る気あるのかな〜」

 

きよみ姉さんのこの言葉が

やまびこのように

何度も何度も繰り返し流れ

ここ数日

頭から離れなかったもたはんです(笑)

 

 

さて私は

売る気があるのでしょうか?

 

 

もちろん!

胸を張って

売る気があります!

 

 

と言いたいところですが

あまっちょろい言い方をすれば

時と場合によります。

 

 

売る気はもちろんありますが

「売る気」と言われると

「強気」を感じて

少し気が引けてしまうのが本音。

 

 

これは同じ寅年生まれのきよみ姉さんからすると

「お主、まだまだ小寅よの〜」

と言われるかもしれません。

 

 

ただ

この「売る気なさそう問題」には

過去の自分のお買い物体験が影響しています。

 

 

苦いお買い物体験

中学生の頃

たまたま親の京都出張について行きました。

 

 

当時、思春期だった私は

親の手を借りず

「自分の力で服を買うんだ」と

無駄に意気込んでおりました。

 

 

そうしたところ

新京極の洋服屋で

いわゆる

「囲い込み」に会い
「買いたくもない」服を
「買わされた」という

とても苦い思い出があります。

 

 

どう考えても似合わない

だっぼだぼのストリート系の服でした。

なけなしのお年玉をはたいて買いました。

 

 

心底自分の意思の弱さに

嫌気が差しました。

嫌な思いをして買ったもんだから

買ってもほとんど着ないというオチ。

 

 

お買い物は自由意思!

こんな話

着物でも聞きますよね。

 

 

このことが今の今まで尾を引き

自分はこんな事は

絶対にしない。

 

 

買うか買わないかは

自分の意思で決めると

固く心に誓っています。

最近でこそ槙恵さんに

「買っていい?」

と聞くようになりましたが(笑)

 

 

この自分の思いがあるので

基本的には

買うか買わないかも

お客さんの意志にお任せしたい

というのが思い。

 

 

だから

よく商売をやってる人が

「お客さんは背中を押して欲しいんだよ」

みたいな話を耳にしますが

売り手として僕が背中を押すことは

ほぼありません。

 

 

めっちゃアドバイスはしますし

お客様の思いもよく聞きます。

沢山お話しした上で

 

 

迷ってるな

考えてるな

と思ったらスッと

足音を消していなくなります(笑)

 

 

今度そんな場面に出くわしたら

あたりを見回してみて下さい。

いつまにか私はどこにもいないでしょう。

 

 

で、お客さんの気持ちが

決まったかなというときに

ふらふらっと帰ってきます。

 

 

それくらいのスタンスの

「売る気」しか

持ち合わせておりません。

 

 

もちろん買って欲しいし

着物を着て欲しい。

 

 

けれども

お客様のお金で

お客様の人生!

 

 

着物を買おうが買わまいが自由!

着物が楽しくなりそうと感じて頂ければ

買って欲しいし

そうでなければ

またのご来店をいつでもお待ちしております。

 

 

こんな感じの「売る気」なのですが

きよみ姉さん

もたはん、大丈夫でしょうか?笑

 

 

いや〜考える

いい機会を

ありがとうございました!

 

 

トントンさんのYouTubeは

日常の会話の中に

ふとした気づきが隠れていますので

大変おすすめです!

 

 

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